2023年の振り返り ~運を味方につけるには!?~

2023年の振り返り ~運を味方につけるには!?

前回の記事で2023年の反省をしました。

今回はそれに関連してもうちょっと内容を深掘りしていきたいと思います。
テーマは「運を味方につけるにはどうすればいいか?」です。

2023年の振り返り ~運を味方につけるには!?~

11月の決算の前後から不運が続いております。
決算もそうですが、旅行に行った先での不運だったり一家全員次々に風邪にかかる、車で事故を起こすとかそんなことが度重なったんです。
悪いことってなんでこう続くんですかね!?
そういうときってありません?

そんな時に読む本

株でよろしく無いことが続いた時とかに私が決まって読む本があります。

この本は私の投資ブログ界の師匠である(勝手にそう呼んでいるだけです)エナフンさん(奥山月仁さん)が以前ブログで紹介していた本です。

私もそれで買って読みまして、それ以来何か悪いことが続くと読むようになったのです。

それで今回の投資での失敗と照らし合わせてみると刺さるものがあるんですよね。

ちなみに著者は麻雀界で無敵を誇る桜井章一さんと、サイバーエージェントを設立した藤田晋さんです。
麻雀の達人だと確かに運も持っていそうですよね。
そして経営者である藤田さんがビジネスの面からも書かれているのが良いです。

ミスはそのままにするな

今回の投資での失敗を受けて、この本で刺さったものがこちら。

ミスをしたときは、いうまでもなく、そこからいかに修正をしていくかが大事だ。
だが似たようなミスを繰り返す人は、ミスからのリカバリーを具体的に考えようとしない。
後悔はあっても、ミスの原因を具体的にとらえ、そこからどう修正していくかをきちんと考えないのだ。
ミスへの対処法を間違ってしまうと、ミスによって悪くなった流れは、もっと悪いほうへいってしまう。
いかに適切なタイミングで正しく修正していけるか。
それ次第で運もまた戻ってきたり、遠のいていったりするのである。

運を支配する

今回の失敗である”売り時について”は実は前から把握していました。

例えばこちら・・・

過去の記事から売り時の難しさ1
過去の記事から売り時の難しさ2

どちらも2021年のことなので2年前です。
このときから自分のミスを把握していたのにそのまま放置した。
ミスへの対処法を具体的に考えずにそのまま放置したのです。

そして桜井さんが言うように
「ミスによって悪くなった流れは、もっと悪いほうへいってしまう」
これが現実化したのです。
あのとき適切に対処しておけば今回のミスは防げたのかもしれません。

運がその人を選ぶ

他にも刺さるものがありました。

「なぜ、俺はこんなにツイていないんだ!」と嘆く人は、嘆く前に自分がとってきた行動を振り返ってみるといいだろう。
調子がいい時に、驕った気持ちになって仕事を軽く見ていなかったか?
自分の損得ばかり考えて周りの人への配慮が足りないことはなかったか?
いつも安全策ばかり講じてリスクをとることに及び腰ではなかったか?

運を支配する

桜井さんは「運がその人を選ぶ」と表現しました。
これはとてもしっくりきます。

実は今回私はミスを犯しましたが、
「もうこれで終わりだ」
「もう資産は増えないんじゃないか」
といったことまでは考えていません。
むしろ、

「この失敗を教訓にして直すべきところを直せば、自ずとまた資産は増える」

と思っています。
桜井さんが言うようにやるべきことを坦々とこなすだけです。
間違った方向に船が進まないようにいつものように慎重に舵を切っていればまた自然と資産は増えていくはずです。
そうやって脇道に逸れないように注意していればいつかは流れがこちらへと向くはずです。

スラムダンクからの教訓
スラムダンク

なによりも大事なこと

しかし、これを投資を始めたばかりでまだ実績のない人には当てはまりません。
”自分が何によって儲けているのか”
”どうして儲かっているのか”
これがわかっていない人が
「まあ、こんなこともあるさ。こうやって投資を続けていればいずれ上向くだろう」
なんて思ってはいけません。
自体は悪化する一方です。

まずは自分の投資手法を確立させるのが先決です。
そうしないといつまで待っていても運が自分を選んでくれる訳もなく、投資は投資でなく、ギャンブルのままです。

遠くに飛ぶために

スキージャンプにおいて逆風は浮力となり凧のように選手を高く上げ、それによって遠くまで飛ぶことを可能にする。
反対に順風はむしろ浮力を抑え、飛距離が伸びないのである。
スキージャンプが教えるこのことは、見事に「順風の真実」を教えてくれる。
「逆風こそ順風」とは逆説などではなく、ある瞬間に起こりうる紛れもない真理なのだ。

運を支配する

いやー今回この言葉が一番染みましたね。
この言葉で

「ああ、失敗して良かったのかも知れない」

と思わせてくれました。
これを糧にもっと大きくジャンプして資産を増やせるかは自分次第です。

今、小型株を中心に株価が低迷してなかなかパフォーマンスが上がりません。
しかしこれも何度も経験してきました。
そして理解しています。
「株価の低迷こそ富を増やしてくれる」
のだと。
逆風を敵とするのも味方とするのも自分次第ですね。

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