分散投資はすべきか?

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どれくらい分散すべきなのか、そもそも分散すべきか、悩んだことはありませんか?
今回は、そんな分散投資について語ってみたいと思います。

分散投資はすべきか?

分散は投資の常識!?

投資をする上で、こんな言葉を聞いたことはありませんか?

「卵は一つのカゴに盛るな」

「卵を1つのカゴに入れ、そのカゴが倒れてしまったら全ての卵が割れてしまう。
だからいくつかのカゴに分けて入れておけ。」

ってことですね。
これは投資の世界では常識とさえされていますよね。
しかしその数で悩んだことはありませんか?

いくつかの銘柄を持つとして、
「3銘柄だと少なすぎる?」
「逆に10銘柄だと多い?」
なんていうふうに。

私も投資を初めてしばらくは悩みました。
どれくらいが適切なのだろうかと。
分散投資をすることでどんなことが起こるのか、メリットは?デメリットは?、と。

分散投資すべきか、その答えは…

でもそれに対してある程度答えを出せたと思っています。
まあ、考えてみたら当たり前のことだったんですが、結論から言います。

人による。

「はぁ!?」と思わないでください。
まあ、ちょっと見てってください、説明します。

分散投資によって何が起きるか

まず、分散投資の目的ってなんでしょう?
そう、リスクを小さくするためですね。
冒頭でもお話したように1つのカゴに入れておくと何かあったときに大変なことになる。
だから分けろと。

でも、それは”何かあったとき”にフォーカスした話です。
「何もなければ?」
ここで忘れがちなのはこれです。
何もなければどうなるかですね。
大して何も起こらなければどうなるか。

分散投資はリスクの分散。
それはただの一方の側の話であって、もう一方の側面は、

“利益も分散する”

ってことなんですね。
いくつか投資している銘柄の中にも
「こいつは自信あるけど、この銘柄は正直どう転ぶかわかんないな…」
なんてのありませんか?
じゃあなんでそんなに銘柄を持っているのかというと、
“自信がある銘柄だけ持っていると何かあったら怖いから”

そう、これが分散投資の表側。
でも裏側は…?
“自信がある銘柄で大儲け!! でも余計な銘柄まで持っていたせいでトータルではトントンになったじゃないか!!”

これですね。
分散投資はリスクだけでなく、利益までも分散してしまうのです。
これを忘れがちではないでしょうか…?

分散投資については1つの記事で終わると思っていたのに長くなってしまったな…
このまま終わる気はございません、「結論、人による」では終わらせないので、
次回はその「人による」という部分に迫っていきます。

コメント

  1. 保守的投資家 より:

    個人的には優良株を安全域で買う事が最優先で次にだいすうの法則による分散最後にできれば業種分散これを考えながら落としどころをみつけています。

    リスクは複利効果を破壊すると言っている人がいましたが出来るだけリスクを抑えて複利効果を享受するのが投資王道かと

    • アバター画像オオハシ より:

      保守的投資家さん
      分散投資だけではなくリスクを小さくする方法はいろいろあるものですね。
      おっしゃるとおり安全域で買うというのは投資家として必須だと思います。
      ただ価格の選定には個人差があり、「振り返ってみると間違っていた」ということもあるので
      ある程度の分散投資というのは避けられないですね。

      • 保守的投資家 より:

        リスク管理で重要な事は自分の能力を過信しない事だと思います。プロファンドマネージャーと同じよな方法でプロに勝てるとか、すべての業界やすべての企業を理解できるとかバフェットの素晴らしい所は投資の神様とまで言われても自分を過信しないことだと思います。

        • アバター画像オオハシ より:

          そうですね、私も「これは上がるだろう!」と買ったものがうまく行かなかったということを何度も経験しています。
          ましてや全てを理解できると思うのなんて傲慢ですよね。
          バフェットでさえ間違えることはあるのですから。
          そして、「”自分が何を知らないか”を理解すること」がリスク管理の第一歩なんでしょう。
          その中の1つが分散投資ということですね。

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