今月(2021年7月)のパフォーマンスと売買
前年末比
ポートフォリオ +2.4% TOPIX +5.3%
ドーン(2303)
今月決算を迎えましたがその内容などを考慮して翌日全売却しました。
理由としては営業利益率が30%とかなりの水準に達したことです。
決算を迎える前からこの領域の水準になることはわかっていて「もうそろそろ売却か」とも考えたのですが、「来期の予想も含めて売上の伸びが想定よりそれほど伸びない」というのも売却の決め手となりました。
振り返ってみるともう少し早く売れなかったのかとも思うんですが、結局それは後知恵のバイアスなのかなと。
決算直前に売るべきかと考え、売らなかったのだからそういうことなんでしょう。
しかし、良い面を挙げるとやはりここでも「利益率」というのが判断材料に良い役目をしています。
この企業は行政にクラウドを展開することで利益率を大きく上げて、近年利益も大きく伸ばしました。
そこは思惑通りでした。
しかし、30%の利益というのはクラウド事業でもそれなりの水準です。
それが今回売りを決断した大きな理由の1つです。
利益率の大きな上昇が見込めないとなると今度は売上の方はということになるのですが、今期実績と来期予想を見るとそこまで期待できないのかなと感じました。
やはり利益率という軸で判断をすると判断に迷いが少なくなりますね。
これは投資をする上で大きな強みと言えるでしょう。
とはいえ、この銘柄も決算短信を見るとクラウドに占める売上の割合がまだ半分程度なので、それを伸ばしていくことで成長の余地もあるし今後も利益率が伸びる余地もあります。
それに近年クラウドの施策をどんどん繰り出していたので売上の伸びももっと伸びるんじゃないかという疑念も残りますが、色々考慮した結果売りとなりました。
しかし、投資は売りどきが一番難しいと改めて感じましたね。
結局買ってから一番の天井から35%程下がったところで売却となったのですから。
でも天井で売ろうとする意識を持つほどもっと大きな利益を失うこともあるのでこれは割り切るしかないです。
アベレージヒッターがホームランを狙おうとフォームを変えればホームランはおろかヒットも出ないということになりかねません。
自分がどういう手法で儲けるのかというのを確立し、ひたすらそこからはみ出ずにやる。
はみ出したら全てを失いかねないということを意識する必要があります。
ファイズHD(9235)
こちらはドーンを売ったことによる新規購入です。
前々から目をつけていたのですが高くて買えませんでした。
この銘柄は運輸業でECの運送をあらゆる面からお手伝いしているといった事業をしています。
やはりここでも買った理由は利益率ですね。
元々運輸業は利益率が良くても10%も行かないのですが、こちらの企業は売上の伸びは眼を見張るものがありますし、今期の予想でも営業利益率が4%とまだ伸び代があります。
まずは打診買いといったところです。
No.1(3562)
こちらは買い増しです。
まだ第1Qですが四半期決算を発表し、素晴らしいものでしたが下がったので買い増しました。
パシフィックネット(3021)
こちらは売買はしていませんが、本決算がありました。
我がポートフォリオ主力ナンバーワン銘柄でありながら株価はここ最近低迷ということでハラハラ・ドキドキしながら迎えた本決算となりました。
結果は満足!!
さすがといったところですね。
営業利益で昨期実績が85.5%増、今期も21.1%増を見込んでいるということなので満足です。
ここは自身でも保守的予想と言っちゃってるほどなので来期もこれ以上を期待せざるを得ません。
それに、近年急成長しているのにここからさらなる成長と言ってるのには驚きです。
裏切らないでね・・・
アズーム(3496)
こちらも我がポートフォリオの2,3番手の銘柄なのでドキドキの3Q四半期決算でした。
結果は・・・こちらも満足!
引き続き高い成長を見せており、このまま行けば業績予想を超えてくるでしょう。
しかし、翌日である今日の株価はなんだ・・・
上がるどころか一時爆下げ。
恐らく業績予想の修正がなかったことを悲観したのでしょう。
それに元々PERもかなり高い水準ですのでしょうがないか…。
売る理由はないのでそのままです。
所感
さあ、今月も書かねばならない。
いつになったら上がるのかと。
そしてまた思うのです、「それでも待つしかない」
まあ、たとえ1年株価が低迷したとしてもそれぐらい耐えれないでどうするって感じですが。
今まで散々儲けてきたので。
しかし、心は晴れております。
ハラハラ・ドキドキのパシフィックネットとアズームの決算を通過したので。
株価については知りません、どうすることもできません。
まだまだ待とうではないか。
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