利益!利益!利益!

さて、企業の価値の計り方ですがそれは人によってある程度の違いがあるというお話はしました。
とはいえ、企業の価値を絶対的に上げるものがあります。

それが利益です

売上でも企業の規模でもありません。
厳密に言うとEPS(1株あたり純利益)ですが、これが企業の価値を決めます。
株価は長期的に見ればEPSが上昇すればそれに連れて上がっていきます。

もちろん他の要因でも大きく変わることもあるのでそこは注意が必要です。
例えば、株主優待はその最たるものかもしれませんね。
株主優待が改善されれば株価は上昇し、廃止になれば大きく下がる。
一晩で株価が何割も上下することもあるのですが、株主優待と企業価値にどれほどの関係があるでしょうか。
正直全くないと言ってもいいですよね。
こんなものに振り回されてはダメです。

それよりも利益に注目し、これから利益を大きく伸ばしていきそうな企業に投資すればその対価を享受することができるでしょう。

今回はおおまかに企業の価値とは利益だとお伝えしましたが、その利益にも質があってその数字が大きくてもまやかしの利益であったりします。
また、利益が伸びればそこから必ず株価が伸びるわけではありません。
(例えば既に株価が高ければそこから利益が伸びても株価が上がらないどころか下がることもある)

これらの細かい点は後々お伝えするとして、とにかく今回お伝えしたかったことは企業の価値は利益で決まるということです。

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