ニトリホールディングス(9843)
投資手法(応用編)、続いての銘柄分析はこれはみなさんご存知でしょう、ニトリホールディングスです。
この銘柄は私が初めて自ら選んで投資したものです。
投資を始めたばかりの頃だったので今ほど自分の投資手法が確立されていたわけではありません。
ビギナーズラックでうまくいった部分もあったかもしれませんが成功・失敗含め学びになる部分もあるかもしれないのでお付き合いください。
およそ30%の利益を出して売却しました。
初めての投資にしては上出来ですかね!?
しかしその後も株価は上昇し、6倍近くになりました。
やはり、「素晴らしい銘柄は売らない!」に限りますね。
とはいえ他の記事では振り返ってみると結果的に高いところで売れずに「売りどきは難しい」と嘆いていますし、やはりいつまでたっても売りどきは難しいですね…。
では当時どのような判断でこの銘柄を買ったのかをみていきましょう。
下記のグラフは当時から過去10年間の業績を表したものです。
どうでしょう、キレイな右肩上がりですね。
まず投資を始めたばかりならこのような毎年業績が安定して右肩上がりになっている銘柄を探すと良いでしょう。
そんな企業が今後も同じように業績を伸ばすと思われ、そしてその銘柄が割安ならば良いパフォーマンスをあげるでしょう。
そしてもう1つ注目していただきたいのはあのリーマンショックでさえなんの影響もなく成長を続けたということです。
これまた経験が浅いうちは不況に強い銘柄を選択すると良いです。
外部環境がどう変わろうと大きく業績を崩すことがないからです。
ニトリの場合独自の仕組みで安い家具を売り、世間に広く受け入れられていたので「それが今後も続くだろう」、「不況を乗り越えた実績もあるのでこれからも業績を安定的に伸ばしてくれるだろう」と予想できました。
割安さの面ではどうだったでしょうか。
その当時PER11倍程度でした。過去の成長率が20%前後あったのでこれはとてもお買い得といえます。
結果的にその後株価は素晴らしい伸びを見せています。
いかがでしょうか、いつでもこんな銘柄がゴロゴロしているわけではないのですが、市場はこんな素晴らしい銘柄を割安で放置することがあるのです。
それに難解な数式や誰も手に入れられないような情報を元に投資したわけでもないですよね。
シンプルに考えても投資で利益を得ることは可能なのです。
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