今月のパフォーマンスと売買(2021年11月)

今月(2021年11月)のパフォーマンスと売買

前年末比
ポートフォリオ +7.3%  TOPIX +6.9%

今月の売買

売り

なし

買い

デコルテHD【7372】
買い増し後一部売却

リンクバル【6046】
全売却

所感

ついにが来た!からのすぐにに逆戻り。
今月はそんな感じでした。

とりあえず春がきたところからお伝えすると、2銘柄でそれぞれが2日連続ストップ高なんてことがありました。
その2銘柄がアズーム【3496】とトレードワークス【3997】です。

そして冬は、全体相場が下落したことに釣られての下落、そしてトレードワークスの暴騰前への逆戻りです。

アズーム

決算内容と来期見通し

こちらは本決算がありました。
前期は会社予想を上回って着地、来期の予想も利益が前期比70%弱増加予定としています。

アズーム 2021年決算短信

それを好感して株価が上がったのでしょう。
しかしこれは予想できていたことです。
中期経営計画には利益の計画が出ていて、その計画にある程度沿ったものだったのです。
なので「何を今更…」という感じはしたのですが事実で買われたという感じでしょうか。

好材料

それよりも今回の決算資料で目を引いたのがこちらです。

株式会社アズーム 2021年9月期決算説明会の内容を書き起こし

今期営業利益率予想13.3%が中長期的には20%を超えると想定しています。
これは好材料ですね。
売りどきがいつかを考えたときにこのPERでまだ持っておくのかを判断しなければいけません。

しかし利益率の上昇余地が50%あって、売上の伸びも来期は30%保てている。
今後も中期的に売上の伸びが20%以上保てるのならば今後数年30~50%の成長率が見込めると考えて自然なのではないでしょうか。
利益率に関してはいつも注視していて、この銘柄に対してももちろんそうでした。
まだ今後も利益率の上昇が見込めるとは思っていたのですが、改めて経営者から具体的な数字を聞かされると自信をもってホールドしていられます。
今回の決算で個人的にはこの情報が大きな収穫となった次第です。

トレードワークス

こちらの銘柄も2日連続のストップ高をつけました。
それは、コネクテッドコマース株式会社と業務提携を結んだからです。
この会社は今流行りのメタバース関連の会社で、「AZLM CONNECTED CAFE」というcafeを2031年を目標に全国2000店フランチャイズ展開していくそうです。

そこにトレードワークスはUX及びECプラットフォーム全般のシステム開発・技術提供を行っていくという内容です。

今流行りのメタバース関連と2000店舗という規模が時価総額が小さなトレードワークスにとって大きな材料となって買われたというわけ。

しかし、実際のところどのくらいの利益になるのかというのも推し量ることができなかったので放置していたところ、2日連続ストップ安の後に大きく下落しております。
こういった材料に乗って儲けるということは自分のスタイルとは合わないので放置していた一方で、とんでもなく上がったら一旦利益をいただこうと思っていたのですがそれも叶わず。
どの程度かはわからずともプラスの材料ではあるので今後に期待します。

その後の

変異株が発生した影響で全体相場が下がり、その影響も当然受けております。
アフターコロナ銘柄として買ったリンクバル【6046】とデコルテ・ホールディングス【7372】を月初めに買い増ししたのですがその後、全売却・一部売却となっています。

この辺はうまくいきませんね。
様子見です。

まとめ

と、いうことでようやく上がり始めたと思われたポートフォリオですが、実は去年もそれまで冴えなかったパフォーマンスが最後の2、3ヶ月で急上昇となったので密かに期待していました。
そのときの立役者もやはりアズームでした。(そして今は亡きパシフィックネットでもあった)

しかし、その後は下落しており手放しでは喜べません。
周りの環境が気になり始めてきました。
アメリカ株がだいぶ高い水準になってきているし、中国の不動産関連も気になります。
徐々にディフェンシブに振っていかないととは思っているのもあり、2銘柄の売却を行いました。


それでも前年末比でTOPIXをわずかとはいえ上回れたのは嬉しい限りです。
それでは今年も残り1ヶ月!
納得のいくパフォーマンスで終わりたいものです。

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