歴史を学ぶPart1

コロッセオ

突然ですが2年くらい前から世界史を勉強しております。
一見投資とは関係無さそうに思えるかもしれませんが、投資を学ぶ上で歴史を学ぼうという思いに至りました。
そこで今回はなぜ・どうやって歴史を学んでいるかなどをお伝えしようと思います。

歴史を学ぶ

きっかけ

「振り返るともう2年(実は日本史をちょっとかじり始めた頃からだと5年)にもなるのか」という思いですが、世界史を勉強しています。(まだ終わらない…)
私は理系出身ですので歴史という学問にはそれほど縁はありませんでした。


ではなぜ今になって世界史を勉強するようになったのかというと、きっかけは本でした。
投資を勉強するために本を読んでいたのですが、読んでいるとたまに歴史に関する記述があるんですね。
それをそのまま読んでいても理解できない。
それは歴史に限ったことではありませんでした。
投資の本を読んでいると当然経済の話も出てきます。
投資を初めて何年か経ち、投資で成果を出していても理系出身ですので、経済という学問を習ったことが無いので知識がない。
なので「これ以上本を色々と読み漁っても無駄になるのでは!?」という思いを抱き始めました。

基礎知識固め4年計画

そこで、「基礎知識固め4年計画」なるものを策定し、現代文・日本史・世界史・政治・経済を勉強して基礎を固めてから投資の本を読むことにしようと思い立ったのです。


ちなみになぜ現代文!?と思われるかもしれませんが、ちょうどそのとき
「何事も日本語をちゃんと理解しないと良い学習ができないのでそれには現代文が最適」
という知識を得たためです。
(とはいえ現代文は1ヶ月程度で有耶無耶にして終わっちゃいましたけど…)

こう思うとやはり自分は学生のときに「文系の勉強をしたかったなぁ~」と思っちゃいますね…。

ということで最初は中学だか高校だかの教科書を取り寄せたりなんてこともして基礎固めをしたわけです。

しかし結局はこの基礎固め、一通り学習したので「もうこの辺でいいだろう」と4年経たずに前倒しで終えた記憶があります。
そしてその後も歴史だけは更に学習しようという思いに至るわけです。

なぜ歴史を学ぶのか

そんなきっかけがあってなぜ更に歴史を学ぼうと思ったのか、上記した以外にも他にも理由がいくつかあります。

賢人の言葉

我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。

ウォーレン・バフェット

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

ドイツ初代宰相 ビスマルク

このように歴史を学ぶことが重要だという賢人の言葉はいくつかありますよね。
それに私の尊敬する投資家は皆、歴史に明るいと思えるほどです。

あとハッキリとは思い出せないのですが、確かバフェットの相棒であるチャーリー・マンガーが
「すぐに役に立ちそうな知識だけではなく、違った分野の知識が助けになる」
というニュアンスのことを言っていたと思います。

世界情勢等が理解できる

ニュースを見ていると世界で起きた出来事が流れてきます。
でもそもそも何を言っているのかわからなかったり、なぜ起きたのかがわかりません。
そこで歴史を学ぶことによってなぜ今それが起きているのか、時代背景がわかるようになると思いました。
あとはドラマや映画を見ていても歴史が出てくることが度々あるんですよね。
それを理解できたらもっと楽しめるのに…と。
先日、映画『アイアンマン』を見たときに悪役が
「俺はアレクサンドロス大王やローマ帝国、モンゴル帝国を超える支配者になるのだ!!」
なんて言ってて、世界史を学ぶ前だと「なんのこっちゃ」でしたが、知っていると「おお、こいつやべーやつやん」くらいには思えるのです(笑)

興味本位

ただの興味本位というのもあります。
今まで学問としての歴史を学んだのは中学までですので、知識は限られます。
なので言葉は知ってても詳しくは知らないもの、例えば

・ローマ帝国
・ゲルマン人の大移動
・ナポレオン
・魔女狩り

なんだか聞いたことはあるけどこれって一体なんだろう、この人は何をした人なのだろう。
そんなちょっと”ひっかかり”があったけど今までスルーしてきた。
しかしこれを知ったときに「なるほど、こういう歴史があったのか」と単純に知的好奇心が満たされます。

他にも海外旅行に行ったときに感じます。
正しくは世界史を勉強してから後で思ったのですが、この記事のトップ画像、これは新婚旅行でローマに行ったときの写真です。

このときは「おーすげー見たことあるやつやん」てな感じで楽しめました。
ローマは歴史建造物の宝庫ですから。
誰しもが見たことがあるもので溢れていました。
しかし、世界史を学んでからは「なんでもっとちゃんと見なかったんだ!!」という思いに駆られました。
コロッセオを見てもなぜそれが存在したのか、「パンとサーカス」という言葉も知らなかった。
サン・ピエトロ大聖堂を見ても「おーきれいだなー」としか思わなかったけど、歴史を知っていればそこに並んでいるのはあのローマ皇帝の”五賢帝”だったり、過去にこの建物を建築するためにローマ教皇が免罪符を売ってキリスト教が分裂したんだなんてこともわかるわけです。
そんなことを知っていたらもっと楽しめただろうに…と思ってしまいます。

なぜ日本史ではなく世界史か

歴史を学ぼうと思い、最初は日本史から入りました。
しかし今では世界史をずーっと学んでいます。
なぜかというと日本史を学んでいると当然日本だけのことなんで狭く・深くになるんですね。
そうすると「この制度のここがこう呼ばれていて」なんてことで凄く細かいことまで学ぶことになるのです。
「そこまでの知識いる!?」って感じになったのが一点。

もう一つは投資をやっていると世界は繋がっていると感じさせられますね。
アメリカの株につられて日本株も下落したりあの国でこんなことが起きたからこんな影響が起きてそれが株価にも…なんて。
それで日本史よりも世界史を学ぼうという気になりました。

いろいろな思いがあって学ぶことになった歴史。
次回は世界史をどのように学んでいるかをお伝えします。

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