書籍紹介「バフェットの財務諸表を読む力」

書籍紹介「バフェットの財務諸表を読む力」

さあ、書籍紹介シリーズです。
前回の記事はこちら↓

書籍紹介「バフェットの財務諸表を読む力」

今回紹介する本はこちら!

「バフェットの財務諸表を読む力」です。
この本はバフェットの息子の妻と、かつてバフェットの元で投資を学んだという方の共著です。

投資家目線の本

この本が他の財務諸表について書かれた本と違うのは、やはり投資家目線で書かれているということでしょう。
財務諸表とは何かということよりも素晴らしい企業(この本では度々”永続的競争優位性を持つ企業”という言葉が出てくる)を探すためには財務諸表のどこに注目すればよいのかということが書かれています。

財務諸表の見方がわからない人に最適

「売上原価とは何か」とか「粗利益とはなにか」の説明もあったりします。
つまり「財務諸表てなんだ」、「この項目の意味がわからない」って人からでも読めます。

本の活用法

この本には「バフェットの場合この項目はこのくらいの数値以上を求める」なんてことが書かれています。
私は投資をしたときどういう基準で買えば良いのかわからなかったので、そんな時にこの本が非常に役に立ちました。
なのでまずはそんな記載を拾い出してわかりやすくまとめました。
そして、その頃はまだ気になる企業の決算書をExcelに打ち込んでグラフにしていたので、そのフォーマットに「ここの数値はこれくらいが望ましい」などとメモしておき、実際の数値と比べていました。

最初はそんなところからで良いと思います。
そんなことを続けるうちに自分の評価軸ができてきて、企業を選別する時に「この項目は重要だ」「この項目の数値はこれくらいあるといいな」なんてのが掴めてきますので。

なによりもまず”世界一の投資家はこんな目線で財務諸表を見ているんだな”、というのを覗けるだけでこの本は価値があるのではないでしょうか。

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