一度読んだら忘れない読書術 ~実践編~

一度読んだら忘れない読書術 ~実践編~のアイキャッチ画像

前回は、「読書してもなぜ忘れてしまうか」についてでした。

読書した本の記憶を残すのはアウトプットが必要で、それには手書きが良いので読書ノートを作ろうということでしたね。

参考にした本はこちら↓↓↓

一度読んだら忘れない読書術 ~実践編~

今回は実際にどうすれば忘れないように読書ができるのかという実践編です。

読書ノートの作り方

書き写しはNG

ノートを取るときにやってしまいがちなのは、本の内容をそのまま書き写してしまうことですね。
でもこれは効果が薄いそう。
書き写したことで達成感を覚えてしまって脳に定着しにくいです。
もうちょっと刺激を与えてやる必要があります。

準備をする

何をするにしても準備が必要です。
今回参考にしたどの本でも読書の前の準備が大事だと説いています。
目的地に着くためにはあらかじめ地図を開いて自分がどこにいて、どういうルートで行くのかを決めるように。
読書の前にも準備する必要があります。
それが、今自分が何を知っていて何を知らないかを書き出すことです。

脳は興味のあることや初めて知ることに触れると、脳内にある海馬というところが活性化して記憶力が上がります。
なので、まずは何を知っていて何を知らないかを整理することで、新たな知識を得たときにそれがより刺激されて記憶に残るという状態を作れるのです。

何が書いてあったのかを思い出す

他にも脳を刺激する方法としては、例えば各章ごとに一度本を閉じて何が書いてあったのかを思い出し、それを自分の言葉で書き出してみることです。
前述した通り、”自分の言葉で”というのがポイントです。

そして、思い出せなかったけど重要だと思われることはどんどんノートに記していくのが良いでしょう。
ちなみにノートを取りながら本を読んだ人の中で、より多くのことを記憶しているのはより多く書いた人だそうです。
なので、できるだけたくさん書きましょう。
そして、くだらないことやその時の感情を書くのも良いそうです。
それらを一緒に書いておくことで、感情と書いたことがセットになって記憶が取り出しやすくなります。
真面目にノートを取る必要はなく、思い出せるようなノートを取るのがいいのです。

図にする・クイズ化する

特にアカデミックな内容だと内容が難しいため文章ばかりだと頭に残りづらいので、図を使ったりするのも有効です。
凝った図が必要なわけではなく、例えば流れを頭に入れたいときは文章を簡単にまとめて四角で囲って矢印で流れを作ってあげるなどです。


また、クイズ化も非常に頭に残ります。
覚えたい内容をクイズにしてそれを後で解いてみる。
それを定期的に繰り返すことでより頭に残りやすくなります。

復習する

これがとても大事で、ノートを定期的に見返すことで記憶が定着していきます。
ノートを取っていても日が立つと、どんどん忘れていくのは仕方のないことです。
そこで復習することが大事なのですが、ある実験では以下のようなタイミングが最適とわかったそうです。

  • 1回目の復習:1~2日後
  • 2回目の復習:7日後
  • 3回目の復習:16日後
  • 4回目の復習:35日後
  • 5回目の復習:62日後

ただ、この通りやるには複雑なのでこれをもっと単純化して、

  • 1回目の復習:1日後
  • 2回目の復習:1週間後
  • 3回目の復習:1ヶ月後

こんなサイクルでやるのはどうでしょうか。

また、毎日復習するのも効果的です。
その日作った読書ノートをその日の寝る前に読み返すのです。
しかしここで注意点なのですが、読み返した後に例えばゲームをするとかテレビを見るとか余計な情報を入れてしまうと効果が薄れるそうです。
ですので復習はできるだけ寝る直前に、復習したらそのまま寝るっていうのがベストですね。
そうすると寝ている間に頭が整理されて記憶の定着に繋がります。

文具にこだわる

さてさて、最後にモチベーションに繋がる話をしましょう。
これは意外と大事なのではないでしょうか、文具にこだわるということです。
お気に入りのペンを持つとヤル気が起きる。
私もあまり考えたこと無かったのですが、万年筆を使うようになってその気持がわかるようになりました。
万年筆ってなんか特別な感じしません?
中にはとても高価なものもあって見ていて惚れ惚れするようなカッコイイものまであります。
そして何より書き味も最高です。
万年筆に限らず文具でお気に入りのものを持つと読書ノートを書くモチベーションに繋がるのではないでしょうか?

「でも、万年筆って数万円もしてお高いんでしょう?」
という方に、私が初めて買った万年筆をご紹介します。
これは初めて持つ万年筆には最適だと思います。

2000円台で買えちゃうんです!
見た目も中々カッコイイでしょ!?

パイロットはインクもおしゃれなものを展開しています。
iroshizukuというシリーズです。
私の使っているインクもこれ。

万年筆ってインクを入れる作業があって大変なんですよ。
(それが好きだという人もいるでしょう)
しかし、最近になってこの万年筆がカートリッジに対応していたと知りました…
インクは安いけどカートリッジは楽ですねぇ…

まとめ

さあ、ここまで集中と読書について色々とお伝えしてきました。
正直、本を読み始めたときからこれを知っていたかったな!
でもまだ遅くはありません。
みなさんも実践してより早くゴールにたどり着けるようになりましょう!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました