長期投資のようで長期投資でない!?

長期投資のようで長期投資でない!?

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もこのブログをよろしくお願い致します。

長期投資のようで長期投資でない!?

さて、新年ということでこの度ちょっと調査した結果があるのでそれに基づいてお話をしようと思います。

これまでこのブログでは「長期投資」や「長い目で見ること」の重要性を説いてきました。

皆さんは「長期投資」と聞いてどのくらいの保有期間を思い浮かべますか?
おそらくそれは少なくとも”年単位”ではないでしょうか?

そこで気になったのが、「自分の保有してきた銘柄は実際にどれくらいの頻度で入れ替わっているのか」ということです。

調査結果

と、いうことで簡単な調査として今までの投資期間で

「その年の始めに保有していた株を年末まで保有していたのは全体の何%か?」
というのを調べてみました。

結果を見る前に皆さんで大体どのくらいか想像してみてください。
どのくらいだと思います?

それでは、結果を発表します。
こちらです。

生き残り率の表

調査期間10年間のうち、半分以上保有したまま年を越したのは1度だけ。
他は30~40%が多く、最低が去年の13.3%という結果になりました。
ちなみに現在保有している銘柄で一番長く保有しているのがシステムサポートで保有期間は4年半です。

売ってしまうことも多い長期投資

皆さんの想像していたものと比較してどうでしたか?

「あれだけ長期とか言っておいてなんやこのザマは!?」

とでも思ったでしょうか…。

では言い訳をしましょう。
もちろん買うときにはすぐに売ることなんて考えていません。
しかし買ってからその穴に気づくことも多いのです。

「あれだけ良い恋人だったのに結婚(または同棲)したら全然違うやんけ…」

という経験ありませんか?
そういうものですよ…。

結婚とは違って投資では「こいつ思ってたのと違うな」と思えばバッサリ切れますからね。
だからこういう結果になるのです。


でも
「正直30~40%ならまあまあ良い打率してるんじゃない?」
と我ながらに思ってしまいましたがどうでしょう…!?

バフェットでさえ売る

さあ、ここで史上最高で最強の長期投資家ウォーレン・バフェットを盾にして更に言い訳をしてみましょう。

ウォーレン・バフェットは実は短期投資家!?バフェットのすごさは銘柄の買い時より売り時にある | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
 ウォーレン・バフェットが保有する個人資産が1,000億ドル(約10兆8,000億円)を超えた。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、バフェットの資産は10日に1,004億ドルに急増し、資産1,000億ドル以上を持つ大富豪クラブの6番目…

こちらの記事によると、バフェットも意外と短期で売っているということです。

最長でも半年しか保有しなかった銘柄が24、このほか6カ月~1年が16銘柄、1~2年が20銘柄、2~3年が19銘柄というように、全体の3分の2に当たる110銘柄は買ってから5年もたたずに売却していた。
20年以上にわたり保有しているのはウェルズ・ファーゴ(WFC)、コカ・コーラ(CO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)の3銘柄だけだった。

結構意外じゃないですか!?
バフェットでさえこうなのだから私のような凡人がそんな長期で持てると思うほうがおこがましい!
ということにしておきましょう。

しかし真面目な話、失敗したと思ったら即座に売らなければいけません。
いつまでも負けを認めずにダラダラと保有していてはパフォーマンスは落ちる一方です。


「買う前にはしっかりと調べて長期でも保有したいと思う銘柄のみを購入し、思ってるようにことが進まなければ売る覚悟も必要」
それが長期投資です。

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