一度読んだら忘れない読書術 ~読んだのに忘れるのはなぜか?~

前回までは3回に渡って集中力を高める方法をお伝えしてきました。

今回はもう1つの悩み、「読書をしても内容を覚えていない」についてです。

一度読んだら忘れない読書術
~読んだのに忘れるのはなぜか?~

まず初めに今一度読書の重要性について語っておきましょう。
これは以前から申し上げていますが、
本を読むことなしに投資で成功なんてありえません。

本は手軽に実績のある方々の頭の中を覗くことができます。
どこの誰かもわからないネットでの株価が上がるだの下がるだのといった意見を受け入れるより本を読んで学んだほうがどれだけためになるか。
正直、日々の経済ニュースを新聞やネットニュースで追いかけるより投資の賢人たちの本を読んで学んだ方が投資での成功は近いでしょう。
と、いうくらい大事です。
だからこのブログでも書籍紹介シリーズをやっているわけです。

しかし…
以前から、本棚に並んでいる本を眺めていると
「これ、何が書いてあったかな…」
「何が書いてあったのかわからないのに読んで意味あったのだろうか」

と思うことがありました。

いくら本を読んで情報を取り込んでいるつもりでもそれが頭の中に留まっていないと意味がないですよね?
なので、なんとかそれを改善しようと試みたというわけです。

参考にした本

今回、主に参考にした本はこちらです。

一番の問題点

本を読んでもなぜ頭に残らないのか、その一番の問題点はこれらの本を読んですぐにわかりました。
それは、アウトプットをしないからです。
脳は入ってくる情報の全てをしまっておくことはできません。
そんなことをしたら脳はたちまちパンクしてしまいます。
なので、いらない情報は破棄したり、取り出しにくいところに仕舞われます。
だから、本を読んでもよっぽど興味を引く内容や刺激的なものでないと覚えてられません。

覚えておくためにはアウトプットする

そこで、”この情報は大事なんだよ”と教える必要があります。
それが”アウトプット”です。

アウトプットとは何か?
それは、「話す」「書く」「行動する」などがそうです。
こうやってブログで伝えることもアウトプットだし、SNSで発信するのもアウトプットです。
このようなアウトプットをしない限り、水がザルをすり抜けるように情報は脳をすり抜けます。

ブログも効果的

実はこれは体感していて私がブログを初めたのは、私がブログから投資を学んだからその恩返しにという面が大きいです。
なのにブログで情報発信していると、自然と頭の中が整理されて自分の中の投資手法が確立されていきます。
いつの間にかアウトプットの重要性を感じていたわけです。

どのようにアウトプットするか

”アウトプットすればいいんだ!”
というのはわかりました。
ではそれをWordかなんかで記録すればいいか?と思ったのですが、手書きのほうが記憶の中に残るのでは…!?という疑問も。
その答えはやはり本の中にありました。

プリンストン大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校の共同研究では、大学生を対象に、講義を「手書きでノートをとる学生」と「ノートパソコンでノートをとる学生」にわけて比較しました。
結果は、手書きの学生のほうがよい成績を上げ、より長い時間にわたって記憶が定着し、新しいアイデアを思いつきやすい傾向にあることが明らかになりました。

学びを結果に変えるアウトプット大全

やはり手書きのほうが脳が刺激されて記憶に残るようですね。
と、いうことで読書をしながら”読書ノート”を作ることにしました。

その方法は次回です。

それでは、また。

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