暴落の記録と今後の方針

暴落の記録と今後の方針

皆さん、生きてますか?
今月は凄いですね。
歴史的な日々を送っていることを実感します。
まさにジェットコースター。
今回はこの暴落について思うところを書いていきます。

暴落の記録と今後の方針

本当に思うところはたくさんあります。
何から書いていいのやら…。

まずこの暴落で多くの株を売り、そして買い戻すというチグハグな対応になってしまいました。
どうしてそうなったか、今後どうするかについて書いてみます。

今回の暴落で何を思い、どう行動したか

今回のブラックマンデーとも言うべき暴落はなぜ起きたのでしょうか。
要因は主に2つあると言われています。
①日銀の利上げ
②米国のリセッション(景気後退)懸念

①利上げに対して

個人的にこの暴落で気になった点についてまずは利上げです。
ここ最近(といってももう1年近くにも及ぶ)のグロース市場はとても気持ちが悪かったです。
業績の良い銘柄の株価が下がり続けるなどしたから。
そのグチは記事でもいくらか吐き出してきました。
なぜそんな事が起きているのか、それは利上げ懸念だったのではないでしょうか。
そしてここに来て本当に利上げに踏み切った。

そこで感じたのは利上げが継続するとグロース市場はまだまだ低迷する可能性がある。
今のPERの常識が常識ではなくなって業績の良い銘柄がまだまだ叩き売られるのではないかと感じました。
だからその危機感から大きく保有株を売ることになったのです。

②米国のリセッションに対して

もう1つ売った理由としてはこれから景気後退が来るのではという懸念です。
これはもうだいぶ前からアメリカの株式市場に対しては懸念を抱いていました。
上がり過ぎでいつバブルが崩壊するのかと。
アメリカの市場が下げればそれが日本にも波及するでしょうし、リセッションに関しても同様に日本まで景気後退するのではと。
ただの暴落と景気後退を伴う暴落は意味が違ってくるし、保有すべき銘柄も変わってきます。

③その他の懸念事項

他にも思うところがありました。
アメリカの市場が暴落するとなればそれはIT関連株によるところが大きいでしょう。
そうなるとITショックとして日本のIT関連株まで売られるのではないかとも考えました。
私の保有する株はIT関連株が多いので、そうなるとただごとではありません。

そして買い戻しへ

こうして大きく売った株ですが、7日に状況が大きく変わりました。
日銀が今後の利上げに慎重な姿勢を示したためです。
これでグロースを中心に大きく反発していったのは承知のとおり。
私もこの発表の前から買い戻しを開始していましたが、このニュースでそれを加速させました。

何が失敗だったか?

今回「大底で売って買い戻しもできない」という大失敗とまではいきませんでしたが、もうちょっとうまくやれただろうという思いは残りました。

そもそも何が悪かったのでしょうか?

①現金に余裕がなかった

大きな原因は暴落が始まる前にあったと思います。
暴落直前でもグロース市場はバーゲンセール状態でした。
なので現金比率を大きく減らし、徐々に売り始めていった時に暴落が起きてしまったのです。
今まで経験した暴落のときはある程度現金を持っていたので今回はそこが大きく異なる点でした。

そうすると手詰まりです。
こうなると心の余裕まで無くなってしまいます。

あのときグロース市場がバーゲンセールだったのは間違いありません。
でも株というのは時に常識を超えて売られるものです。
だから現金比率を大きく下げるのは市場全体が大きく下げた時に限る。
これが今回学んだ一番の教訓です。

②売り過ぎにも注意

現金比率の低下により心に余裕がなかったのか、暴落に対しても行き過ぎた行動を取ってしまったように思います。

大きく売りすぎて、反発が始まってから「ちょっとやりすぎたな」と気づくのです。

今後の対応

それでは今後どういう動きを取るかです。
今回これで暴落は一件落着とはいきません。
金利の問題に関しては取り敢えず難を逃れたにせよ、アメリカの問題が依然としてあります。
リセッションがどれほどのものなのか、そして膨らんだバブルが弾けたら…
これにより暴落はまた起きるでしょう。
日本にも不景気の波が押し寄せないかというのは非常に気になるところです。

取り敢えず元の銘柄を買い戻しましたが注意を払いながら保有といった感じですね。

そして巷では秋頃にまた大きな下落がやってくるのではともいわれています。
来てもいいように備えはしておきたいです。

暴落はお友達

と、こんな感じで今回の暴落にあまりうまく対応できたとは言えません。
でも私は今までの暴落で最高のムーブをしたことはありません。
常に「もっとこうしておけば良かった」というのが残ります。

それでも暴落で富が加速してきたのが事実です。
コロナショックの時もそうでした。
決して完璧な動きとは程遠い対処の仕方でした。
それでも市場に留まり、優良銘柄を探し持ち続けた結果、いつの間にか億り人になっていました。

だからいつでも暴落はお友達。
富を加速してくれるありがたい存在なのです。

最後に大事なことを

最後にお伝えしたいことがあります。
暴落のときに必ずやったほうがいいことがあります。
それは”記録を残す”ということです。
暴落が起きてからその日何があったか、自分がどう反応し、どう行動したのか。
これを毎日記録するのです。

そうすることで振り返ってみて「ここはああするべきだった」というのが見えてきて、次の暴落の時に役立つでしょう。
人間本能的に悪い思い出は忘れるようにできています。
記録しないと絶対に忘れてしまいます。
それでもかならず暴落はまたやってきます。

なので暴落とお友達になれるように記録は忘れずに。

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