財務諸表を理解する
さあ、書籍紹介シリーズです。
前回は”バフェットの考え方を覗く”ということで2冊の本を紹介しました。
そしてこれは下記記事の中にある「①投資哲学を学ぶ」にあたる本でした。
実は「①投資哲学を学ぶ」で紹介すべき本はあの2冊くらいです。
「さあ、次はどんな投資哲学を学ぶ本を紹介しようかな」とこの記事を書こうとしたら「あれ、こんなもんか」と気付きました(笑)
あまり投資哲学のみを扱った本って少ないんですよね。
あの2冊の本は投資に対する考え方を正しい方向に向けてくれるし投資哲学を学ぶにはうってつけの本であることは間違いありません。
あとはこれから紹介していく本の中でも投資哲学を学んでいけるものもあるのでそれで大丈夫でしょう。
財務諸表を学ぶ
そして今回からは「②財務諸表を理解する」に該当する本を紹介していきます。
財務諸表って何かみなさんご存知でしょうか?
私も投資を始めるまではよくわからなかったです。
しかし、財務諸表は投資の言語とも言われるくらいとても重要なものです。
あなたは会計を理解するだけでなく、会計の行間に潜む機微を理解する必要がある。
ウォーレン・バフェット
会計はビジネスの共通言語だ。
言語として完全とは言いがたいものの、会計を学ぶ努力をしないかぎり、そして財務諸表を読んで理解する努力をしないかぎり、自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である
はい、もうおっしゃる通り。
バフェットが相変わらず短い言葉で全てを語ってくれました。
銘柄を選択する際にはその企業が
- 何で儲けているか
- どれくらい儲けているか
- どんな戦略で儲けようとしているのか
- 過去に売上と利益はどれくらい伸ばしているのか
などたくさんの情報が必要です。
全てではないにせよこれらの情報を財務諸表から多く知ることはできます。
私が重要な指標としている利益率さえも財務諸表がなければ知りえません。
財務諸表とは何か?
そもそも財務諸表とは何かなのですが、それは主に
- 損益計算書(PL)
- 貸借対照表(BS)
- キャッシュフロー計算書(CS)
の財務3表で成り立っています。
これらがなんなのかという詳細はここでは触れずに今後紹介する本に譲りますが、
あらかじめぶっちゃけちゃうと、この中でも私が最も重要視しているのは損益計算書です。
とはいえ今やファンダメンタルズに基づいて投資する大体の投資家はPL重視ではないでしょうか。
つまり売上であったり利益であったり費用がどれだけかかっていたりを見る際に必要なものです。
個人的にキャッシュフロー計算書はほぼ見ないですし、貸借対照表もPLに比べればそこまで重要ではないです(場合によるのですが)。
その辺のこともいずれ機会があれば別記事にするかもです。
と、ここまで財務諸表とは何かをご存知ない方がご覧になると「なにやら難しそう…」と思われるかもしれません。
しかし心配いりません。
これから紹介する本は図などを利用してとてもわかりやすく財務諸表を説明していますので四則演算さえできればなんてことないはずです。
ということで次回からは財務諸表に関する本を紹介しますのでご期待ください!
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