株は一時的要因による下落のときこそ買え!

前回の記事よりコメントをいただきました。
「日本ホスピスを買い戻したけどどうしてですか?」
という内容です。
その疑問にお答えし、株の絶好の買い時についてお伝えしようと思います。

株は一時的要因による下落のときこそ買え!

まず結論!

【7061】日本ホスピスを初めて買ったのは去年の10月くらいからですね。
小型株市場がどんどん下がっていくときに買っていったのである程度ダメージを食らいながら、本決算の前には結構な量を仕込んでいました。
そして本決算で大幅下落し、そこから売っていきました。
そして今期1Qの決算後からまた買い戻していった感じです。

日本ホスピス株価

正直大損こいたわけですが、それでも買い戻しました。
なぜ買い戻したのか結論から申し上げると、この下落が一時的な要因に思えるからです。

【7061】日本ホスピス

そもそもこの銘柄がどんな銘柄かについて触れておきましょう。
末期がん患者と難病患者向け医療施設”ホスピス”を運営しています。
業績はこんな感じ。

銘柄スカウター

スバラシイ伸びですね。
そして安定感があります。
この施設の需要は旺盛なようなので着実に積み上がっていく安定感があると感じます。

そんな理由があって買い始めました。
本決算前にはそれなりの保有数でしたのでそれだけの自信があったわけです。

なぜ売った?

では、なぜ売ったかです。
それまでとても順調だったはずだったのですが、前期の4Qでまさかまさかの失速がありました。
理由はこちらです。

日本ホスピス2023年決算説明資料

中長期を見据えた体制へと変更する過程で業績が停滞したということです。
中長期を見据えることは良いことなんですがね、業績未達により株価は大幅下落となってしまいました。

全て売った理由としては、「長期化したらマズイな」と思ったからです。
体制変更によって収益が一時的に落ちるのは良いがそれが長いこと続くとさらなる下落はあり得ると。
それに、これは経営陣にとっても予期せぬ事態だったのではないでしょうか。
とすると、今期の増収増益計画もちょっと不透明だな。

そんな思いから全売却となりました。

なぜ買い戻した?

となれば、なぜ買い戻したのかというのはもうおわかりでしょう。
今期1Q決算で明るい兆しが見えたからです。
それは、1Qの業績の進捗率が今までの過去の進捗率とほぼ同等だったことです。
決算前までは「例年に比べて見劣りする進捗率ではないか」と考えていたので個人的にはポジティブでした。
それに1Qの時点でこの進捗率なら体制が完全に軌道に乗ったときにはもっと業績は伸び、計画を超えてくるのでは…という思いがありました。


ただ、当初は「2Qまで様子見てからでもいいかな」と思って放置していたのですが、株価は相変わらず停滞したままですし、PERは13.5倍付近と激安。
「悪材料が出ても限定的なのかな」と思えるところまで下げている気がして買ってしまいました。

懸念

とはいえまだ大きくは買っていません。
当初は2Qまで様子を見るつもりだったし、もしかしたら2Qで「やっぱりうまくいってませんでした」となる可能性も残っています。
だからまだ大きく買うことはしていません。
それに損してからの買い戻しって経験上あまりうまくいかないんですよね。
なんでだろうなぁ…。
しかし買っている以上は期待しているんで今度こそうまく行くよう願っております。

コメント

  1. MJK より:

    記事にしていただきありがとうございます!
    ホスピス需要は旺盛で、業績の失速は一時的というのは私と同じでした。
    今後の業績がむしろ加速する可能性は考えていなかったので、握力が強まりそうです。

    • オオハシ より:

      MJKさん

      加速するというか「運用がこれから徐々に正常化するなら後半にかけて業績が回復していくだろう」って感じですね。
      まずはあと1ヶ月後に迫った2Q決算に注目ですね。