さて、長らく更新できていなかった書籍の紹介を再開しましょう。
書籍紹介”バフェットの思考を覗く”
もうこのシリーズがどこで中断していたかもわからなくなってしまっていましたが、前回はこれですね。
そして下記記事にあるように投資を学ぶには様々な種類の本があり、今紹介しているのは
①投資哲学を学ぶ
に該当する本です。
世界一の投資から学べることは多くある
さあ、では今回紹介したい本はというとこちらです。
これらの本はバフェットの名言を並べ、解説しています。
このブログの最初の方の記事で触れたかもしれませんが、投資をする際にまず参考にしようと思ったのが世界一の投資家であるウォーレン・バフェットです。
この選択は今考えても、とても適切であったと感じています。
投資を始める初心者の方にとって、またバフェットの思考をまだ知らない人にとってこの本はとても示唆に富むものに思えるのではないでしょうか。
投資というのはとても勘違いされている側面があると感じます。
私もこの本を読むまではいろいろ投資に関して多少の先入観があったのですが、この本を読むことでそれらの一部は間違いなんじゃないかと気付かされました。
この本を読むことで投資の本質に触れることができたし、世界一の投資家はこんな考え方で投資をしているんだと知ることができました。
そしてそれは小難しいものではなく、実にシンプルで、合理的で、筋が通ったものでした。
また、ウォーレン・バフェットの言葉というのはとてもユーモラスでクスっとさせられることも多いのもいいですね。
それに難しいことをそう思わせないような例えなどで表現しますし、やはり頭が良いんだなと感じます。
そして時に投資以外の人生観みたいなものに繋がるものまであるので楽しめて読めるのではないでしょうか。
それではここで本で紹介されていたバフェットの名言をいくつか見てみましょう。
株式市場の乱高下は敵とみなすのではなく、友とみなしたほうが良い。
ウォーレン・バフェット
また、愚行は参加するものではなく、利用するものである。
これは株式市場にどう向き合えば良いのかを単純明快に表していますね。
「株価が上がったからこれからも上がりそうだし、それに乗じて儲けよう」ではなく、「市場がミスを犯したと思ったらそこに付け込んで儲ける」が正しいやり方だということです。
これは普遍の原理であって、これ無くして株式市場で儲けるなど不可能でしょう。
どういうわけか人々は行動のきっかけを価値ではなく価格に求める。
ウォーレン・バフェット
価格とはあなたが支払うものであり、価値とはあなたが受け取るものである。
あなたは”価値”と”価格”について明確に説明できるでしょうか?
この2つを理解せずにどうやって株式の売買の判断をするというのでしょうか。
しかしバフェットはこの2つの意味するところを明確に表しています。
こんなにも単純明快に言葉の意味を表せるというのはさすがですよね。
われわれは投資先にあれこれと口出しする気はない。
ウォーレン・バフェット
相手を変えようとする手法は、投資でも結婚でも事態を悪化させるだけである。
こちらは投資と結婚観を結びつけて表現していますね。
こんな風にときには人生観まで教えてくれるような言葉もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
これらの本を読むことで投資に対する考え方の”下地”を形成してくれるでしょう。
投資を間違って学ばないようにするためにもこれらの本はうってつけではないでしょうか。
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