今月のパフォーマンスと売買(2021年1月)

今月(2021年1月)のパフォーマンスと売買です。

前年末比
ポートフォリオ -5.5%  TOPIX 0.2%

今月の売買

買い

ハウスドゥ(3457)
ギグワークス(2357)
クレオ(9698)

売り

グリムス(3150)
ホープ(6195)

今月は今年初めの記事に書いたように大波乱でしたよ・・・。

そのため新入り銘柄や買い戻し銘柄、売却銘柄と年初からいろいろと動きました。
何が起きたか1つ1つ見ていきましょう。

グリムス・ホープ

グリムスとホープの小売電力株銘柄売りました。
詳細は上記の記事に書いた通りなんですが、電力卸価格高騰による原価上昇。
一時的なものではあるんでしょうがそもそも電力小売ってそんなに利幅が大きいものではないんですね。
なのでここまで原価である電力卸価格が高騰してしまうと利益がかなり減ることになってしまいます。
多少迷いましたが他に気になる銘柄もあったので一時的にでも撤退したほうが得策だなと思い売ることになりました。
下げは喰らいましたが、不幸中の幸いで暴落の初めの方に売り抜けることができましたのでまあ良かったかなと。

こういうときって一部分だけ売って様子を見るってやり方ももちろんあります。
そういうことをするときもあるんですが、私の経験上それをやっても結局は後々すべて売却になることが多いんですね。
問題が明らかなときは特にそうです。
ポートフォリオのナンバーワン主力銘柄だったのでなかなか勇気がいりましたが決断しました。

そして今回の件で過去に投資したことのあるフジ・コーポレーション(7605)をふと思い出しました。
この銘柄はタイヤを販売する小売業なので雪が多く降ると儲かるんです。
その年の天候により業績が変わる銘柄って他にもあるでしょう。
最初は「雪が多く降る年もあればそうでない年もある。でも、長い目で見れば平均に落ち着く」と思っていたのですが、「温暖化によって年々雪が降りづらくなっている」って考え方もできるんですよね。


本来なら一時的な要因には目をつぶり、長期的な目線で投資をするってのが投資スタイルであるはずなんですがこの辺の折り合いの付け方を考えさせられました。

アズーム

グリムスを売ったことでポートフォリオのナンバーワン主力銘柄に躍り出たのがこのアズームでした。
「ナンバーワン主力銘柄であったグリムスがコケた今、次なる主力銘柄もコケてはたまらん!」と今回の1Q決算はハラハラしながら迎えたのですが、結果は順調。
会社予想も上回っているように思えたのでホッとしました。

が、しかし

株価は予想に反して大暴落。20%近くも落ちました。
よくありますよ、自分の見解とは反対に株価が動くことは。
にしても落ちすぎだろと・・・。

でも正直なところだからどうしたって感じです。
決算は順調、株価は暴落。こんなときはむしろ喜ぶべきことです。
以前記事に書きましたが企業価値が上がって値段(株価)は下がることは喜ばしいことです。


こういうときは買い増しも検討するべきでしょう。
しかし、今回買い増しは行いませんでした。
なぜなら、
・安い!と思えるほどまでには株価が落ちてきていない
・ポートフォリオ内で大きな割合を占めているのであまりこれ以上持ちたくない
というのがその理由です。
こういうときはただひたすらに我慢!
業績さえ順調なら特にすることはないのです。

たくさんの間違いをしない限り、人生ではほんの少しのことを正しくやればよい。

ウォーレン・バフェット

ここでの間違いは株価に翻弄されて売ることでしょう。

クレオ

新規購入したクレオですが、こちらはコアと同様にソリューションサービスで業績を伸ばしている企業です。
こういった事業のポートフォリ改革を行っている銘柄は好きなので期待してます。

ハウスドゥ

新規購入ですが正確に言うと買い戻しです。
以前にも持っていたんですがその後も監視しており、コロナショックを経てまた軌道に乗り始めたかなと思い購入しました。
まだ事業の進捗を慎重に見極める必要はありますが、この企業は不動産(またはその消費者・関係者)の抱える問題を解決するパイオニア的存在であると見ています。
独自のサービスを開発してきた実績があるので今後もそのあたりに期待しています。
正直ホープがそうであったように買い戻し銘柄って経験上あまりうまくいかない気がしているので慎重にはなっていますが・・・。

ギグワークス

こちらは新規購入。
下がってくるのを狙っており、指値で見事引っかかってくれました。
ギグワークスとは「日本一のギグ・エコノミープラットフォーマーになり労働市場に革命を起こす」をビジョンに掲げている企業です。

サービス | GiGWorks(ギグワークス株式会社)
GiGWorks(ギグワークス株式会社)公式サイトの「サービス」ページです。

そして、ギグ・エコノミーとは”ネットを通じて入ってくる単発の仕事を請け負うこと”をいいます。

つまりフリーランスで働く人がこのプラットフォームに登録して、ギグワークスが仕事を卸すという仕組みです。
今副業を良しとする企業が増えてますよね。
それによってこのギグ・エコノミーが拡大していくことが期待されています。
今流行りのウーバーイーツもこのギグ・エコノミーなのです。
しかしこのサービスで順調に業績をあげている企業は少ないみたいで、その中においてギグワークスは順調に業績を伸ばしています。

2021年も会社予想では増収増益を見込んでいます。
期待してますよー

最後に

と、まあ年初から大きく動いて激動の1ヶ月であったわけです。
なにせポートフォリオナンバー1・ナンバー2が暴落したわけですから。
銘柄を正しく選んでいるつもりでも1年で何度か銘柄の入れ替えを余儀なくされます。
改めて今回来るその時のためにいつでも準備をしておくことが肝心なんだと感じました。
主力銘柄を売ってぽっかり空いた穴を埋めなければいけないのですから。

しかし銘柄を取捨選択しましたが現金比率が低いようにも思えるのでもう一度ポートフォリオを見直さなければなと思っているところです。
この週末でその辺を考えていこうと思います。

それではまた。

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